Valeriana L. カノコソウ

ほとんど誰もが知っているように、特徴的なにおいを持つこのカノコソウの根は、ハーブティーで飲むととてもよく落ち着きます。

 

救済:睡眠、鎮静、鎮痙剤、鎮静剤
障害:ストレス、不眠症、痙攣、緊張

 

バレリアン

学名 Valeriana officianalis
英名 Valerian
和名 セイヨウカノコソウ
科名 オミナエシ科
部位
自生地 ヨーロッパ、西アジア
含有成分 ナイアシン供給源、カルシウム、ビタミン、ミネラルなど
作用 精神安定剤、去痰、利尿、鎮痛
適応 神経興奮、就眠障害、消化器系の神経性・痙攣性疼痛
痛みや緊張を緩和。
ストレス性の不眠を緩和。
視力向上。
副作用 頭痛、不眠症を起こす可能性がある。
注意力が減少。
禁忌 妊娠授乳中の人は医師にご相談ください。3歳以下の乳幼児へはお避けください。
入眠、精神安定剤、アルコールとの併用はお避け下さい。
安全性 多量使用は禁止。
ほかのハーブに比べてかなり控えめに使用。
飲んだ後に、車の運転、機械操作はしないで下さい。
ほか 皮膚の炎症には、下記チンキの適量を患部に塗ります。
頭痛、不眠、鎮静には、バレリアンを入浴剤として利用します。
飲み方 ティスプーン2杯(約4g)に、熱湯150mlを注ぎ、5~10分間浸出し、1日3回と就寝前に飲む。
精神のバランス、不眠や鎮静には、バレリアン30g、ホワイトリカーあるいはウォッカ250mlで浸出したチンキ2mlを1日3回、水やぬるま湯で薄めて飲みます。

 

バレリアン ハーブティー

ぐっすり眠りたいときにおススメのハーブ。
バレリアンは、苦い草のような薬っぽい味がするハーブティー。
中枢神経系に対して鎮静作用があるため、
気持ちが動揺しているときや痛みがあるときに鎮めてくれます。

不安で眠れないときや頭痛がするときにもおすすめです。

心臓を丈夫にして血圧を下げる作用があることも知られています。
摂りすぎると血圧が上昇しますので、長期にわたる使用は避けましょう。

ドイツではたばこや化粧品などの香りづけに利用されています。
ヨーロッパやアメリカでは不眠症の治療薬として使われているハーブとして、2012年12月15日『世界一受けたい授業』でも紹介されました。

※ご注意:バレリアンは就寝前のみ。それ以外に飲んだ場合は機械操作や車の運転は禁止。

バレリアン

バレリアンは、ヨーロッパとアジアの温帯地域が原産ですが、
現在では、ほとんどの国で栽培されています。

鳥の羽のような葉を持ち、湿地を好みます。
ハーブとしては根が用いられます。
根の収穫は秋で、根を乾かすと独特な香りがします。

この根をハーブティーとして飲みます。

バレリアンは、ラテン語で 万能薬という意味です。
昔から様々な病気の治療に用いられてきました。
現在では、不眠の治療と不安をやわらげるためのハーブとして用いられています。

効果

不眠症

バレリアンは、不眠の患者さんにとても効果があります。
健康な人に400-900mgのバレリアン根キスを飲ませたところ、寝つきが早くなり、熟睡できた、という報告があります。

二重盲検法で調べた結果では、不眠症の40-80%の人に、このバレリアンが効くことがわかりました。

睡眠薬は、人によって眠気がずっと続いてしまうことがありますが、
バレリアンは、朝まで残るという報告はありますが、依存症になる心配はないといわれています。

不安といらいら

バレリアンは、抗不安薬としても試されていて、緊張を和らげ、いらいらを抑える働きがあるといわれています。

過敏性腸症候群と片頭痛

ストレスがかかって緊張すると、下痢になったり腹痛が起こる、過敏性腸症候群と
ストレスで誘発されて、頭がキリキリ痛む片頭痛は、バレリアンが効きます。

薬理作用

脳内物質のギャバの働きが鈍ると、不安が起こってきます。
バレリアンは、脳細胞からのギャバの放出を増やしたり、神経への再取り込みを抑えて、ギャバの働きを強めます。
また、ギャバA受容体にくっついて、不安を取り去ります。
さらに、バレリアンには、抗不安薬や睡眠薬などのベンゾジアゼピン系薬物が、ベンゾジアゼピン受容体にくっつきやすくする働きがあります。
この働きが、脳内のギャバを増やして、眠気を起こします。

薬物相互作用

抗ヒスタミン薬のシプロヘプタジン、ペントバルビタール、アルコールとは一緒に飲まないでください。