セイヨウトネリコ | Fraxinus Excelsior L.

効果:
抗炎症、抗浮腫

適応症:
リウマチ性疾患

成分:
クマリン

ラテン名:
Fraxinus Excelsior L.
モクセイ科

成分:
クマリン配糖体およびクマリン誘導体: イソフラキシン (= カリカントゲノール) 0.012%、エスクリン、エスクレチン、とりわけ
セコイリドイド: 10-ヒドロキシリガストロシド。

使用した植物部分:
樹皮(Cortex Fraxini)。

治療に関連した効果:
抗炎症効果: 水性抽出物を用いたインビトロ実験では、ヒト白血球および末梢マクロファージの活性化の阻害が増加しました。水性アルコール抽出物の経口投与により、ラットの誘発関節炎における炎症過程が大幅に減少しました。
トネリコ樹皮抽出物は、生物体内での破壊的な炎症プロセスの原因となる次亜塩素酸の生成を触媒するミエロペルオキシダーゼも阻害します。
鎮痛効果: 動物実験では、新鮮なトネリコの樹皮からの液体抽出物によってラットの痛みの閾値が大幅に上昇する可能性があり、人間の深部の痛みのモデルでは良好な効果が観察されました。
抗滲出効果: 浮腫誘発前に経口投与された液体抽出物は、未治療の対照と比較して誘発された浮腫を 40% 減少させました。
抗酸化作用: トネリコ樹皮成分のラジカル消去機能の可能性は、葉と樹皮からの抽出物を用いたさまざまな研究から導き出されます。
AMP ホスホジエステラーゼ活性に対する阻害効果: クマリン類のスコポレチン、イソフラキシジン、およびフラキシンによって in vitro で検出されます。

副作用:
知られていません。

適応症:
科学的に証明されている:
リウマチ性疾患。

推奨用量:
情報なし。



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