50歳からのハーブガーデニングのお勧め

巷では家庭菜園が盛んです。

自分で食する野菜は自分で作るというものです。

そこにハーブも加えてみませんか。
同じように食することもできますが、芳香植物として多くの楽しみがあります。

ガーデニングは、思考や創造と運動を必要とします。
どこに花を植えようか、鉢植えをどのように置けば見栄えがいいかな、重たい鉢を移動させなければいけなくなった、寄せ植えはこのくらい離して植えれば枝が伸びたときにちょうどいいかな、というように。
鉢植えであれば、耕すという作業がありませんので重労働になりません。何歳になっても続けていかれるでしょう。


西欧料理によく利用されるハーブは和風料理に合うハーブもありますし、しそやアサツキなどの和のハーブを栽培するのもいいですね。
また、ハーブティーで飲むために飲みたいハーブを自分で栽培する、ということも楽しみのひとつになります。

ハーブを栽培していると虫や蝶がやってきて、別の生物への好奇心も芽生えます。

毎日挨拶代わりに栽培しているハーブをひとつひとつ見てどんな成長しているのか、ハーブに話しかけながら観察もできます。葉が茶色になってきた、どうしてかな、と今までの栽培方法を振り返り、水遣りが多すぎたり、生茂りすぎて蒸れていたら反省してすぐに対応。今度は失敗させないように気を配ります。そこで新たな学習を続けていくことができます。

最初は苗から栽培してみたハーブも、今度は種から育ててみよう、と新たな挑戦をすることもできます。


いつのまにか、蕾が出ていて喜びを感じることもあります。そんなときは誰かに教えたくなります。そして花々が咲き、そよ風が吹けばハーブの香りが漂いなんともいえない至福を感じます。こんなときはハーブの合間で枯葉を取り除いたり、収穫していますと、自身が香りに包まれているようです。

ハーブはあなたの鼻の受容体につく芳香分子中にその効能精気が微量に含まれています。

自分で育てたハーブを収穫して、料理やお茶、お風呂に浮かばせてみたり、ポプリやお香を作ることもできます。味わうこともできるハーブは、利用できる世界がなんて広いのでしょう。

ハーブ栽培は、身体を動かし、脳を活動させ、五感をフルに刺激してシニアにはとってもお勧め。

さらに楽しめて幸福な気持ちになれます。

ぜひ、あなたの趣味にもうひとつハーブのガーデニングを加えてみませんか。