鉢 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
[メリット] 1.身近に置けるので面倒が見やすい。 2.ハーブのほとんどは地中海沿岸が原産地のため、高温多湿の日本には合わずに育ちにくい面もありますが、プランターや鉢の場合は環境を整えてあげることができます。 3.他の野菜や花が病害虫を寄せ付けないためにも、コンパニオンプランツ(一緒に植える)として利用できますが、ハーブの鉢を他の野菜や植物のすぐ傍に置いておけます。[デメリット] 1.土が硬くなる。 土の団粒構造が崩れてコチンコチンに硬くなり、空気が逃げ、根が窒息死してしまいます。土を選びましょう。 2.肥料が流出する。 水に溶けやすい窒素とカリが流れ出てしまいます。 3.温度変化が激しい。 プランターや鉢は側面からも影響を受けるため、かなり温度変化が激しくなります。 夏は土の温度が上がりすぎて根が弱くなります。マルチ、二重鉢にする、半日陰に置く、日の当たる窓辺に置く、など対応しましょう。 [種まき用平鉢] [苗用鉢] [定植用鉢] 向いている鉢 向いていない鉢 適材適所をお考え下さい。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
土 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
排水性と通気性のよい土を使いましょう。 ハーブの多くは、アルカリ性の土を好みます。一般的に、日本で販売されている園芸用の土はほとんどが酸性で、地面は酸性雨により強い酸性になっています。 アルカリ性にするために、石灰を混ぜます。推薦する土 [園芸用]赤玉土あるいは日向土の細粒:堆肥:石灰=2.8:1:0.2で配合。 日向土細粒:黒土:腐葉土:燻炭堆肥:石灰:牛糞=2.2:2:2:1:0.2:1 など。 ハーブ用の専門の土も販売されていますのでそれを利用しても可。 [鉢底の石]日向土(大粒)、赤玉(大粒)など。 [種まきや挿し木用土]日向土(細粒)、鹿沼土、川砂などを混合 [排水を良くするには]軽石、炭、パーライトなど多孔質のものを混合 [保水性と軽さ重視のハ ンギングバスケットなど]ココピートやパーライト等を混合 避けたほうがよい土:ピートモス、バーミキュライト [バーミキュライト]ーミキュライトに関して、米国では法廷闘争(訴訟)に発展している今日、バーミキュライトは「安全」か?との質問に対して・・・・危険ではないが、注意は必要!として、米国政府の調査機関が情報を公開しています。世界的なアスベスト汚染は承知の通りですが、その汚染対策として、より徹底して改善策を打ち出し、速やかに対処してきた米国は、バーミキュライトのアスベスト汚染にも注目しています。バーミキュライトとその製品におけるアスベスト汚染は、EPA(環境保護庁)、OSHA(安全衛生庁)、CPSC(消費者製品安全委員会)、ATSDR(毒性物質疾病登録機関)などのさまざまな連邦機関と国の至る所で多くの市民が関心を寄せる国規模の問題となっていて、相当量の情報が、印刷媒体、テレビ/ラジオとインターネットによって、公に利用可能となっているくらいです。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
堆肥 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
鉢の中の土はガチガチに硬くなってしまいます。 畑や庭の場合よりも堆肥を多くしましょう。 「堆肥」とは、動植物の有機物が発酵したものであり、土壌の構成を改善し、微生物数を増やし、養分を供給する目的で、土に混ぜて使います。 理由 1.堆肥は空気を含む力があり、土をふかふかにしてくれます。 2.鉢は土を入れただけでは豊かな生態系を作れませんから、微生物などの繁殖をよくするためです。 3.赤玉土や日向土が団粒構造をつくることを助けてくれます。堆肥 落ち葉、枯れ草、ワラ、生ゴミ、牛糞、鶏糞など。 「堆肥」は、有機資材の残渣が発酵したものです。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ハーブの種類 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
代表的なハーブを原産地別にリストアップしました。
[地中海沿岸地方原産] ラベンダー、ローズマリー、ミント、オレガノ、セイジ、タイム、イタリアンパセリ、カモマイルジャーマン、キャットニップ、フィーバーフュー、マロウ [ヨーロッパ地方原産] [熱帯地方原産] センテッドゼラニウム、バジル、レモングラス、ステビア、ナスタチウム、レモンバーベナ、アニスヒソップ [中国原産] |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
種 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
以下の表を参考に種を買いましょう。 種の袋にホコリがかかっているようなものや、室内の電気の光、あるいは直射日光が当たっているような場所で販売されている種はやめましょう。
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
鉢 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
苗を購入する場合、苗選びは大事です。 以下の条件に合う苗を購入しましょう。 決して値段だけでは決めないで下さい。 1.葉と葉の間が短い。 2.茎が太く、しっかりしている。 3.葉に厚みがあり、緑色がきれい。 4.地上部が弱弱しくない。 5.病害虫がついていない。 6.できればゴロゴロした土で作られたもの。 |