[時期]
ほとんどのハーブの種蒔きは、春と秋のお彼岸の頃。 春は、遅霜の心配がなくなり、ソメイヨシノが咲く頃。 秋は、ヒガンバナが咲く頃。 ただし、寒い地方なら秋蒔きでも8月下旬から9月中旬までにすませます。 何種類も蒔く場合は、まいた場所が分かるように、名札に名前を書きましょう。 春蒔き バジル、ナスタチウム、フレンチマリーゴールド、オレガノなど。 秋蒔き ディル、ボジリ、ジャーマンカモミール、ロケット、チャービル、フェンネル、コリアンダーなど [まきかたの種類] ばらまき、点まき、すじまきの3種類があります。 ハーブを鉢植えする際には、ほとんどは、直播で大丈夫です。 ばらまき 点まき すじまき 2.堆肥を鉢の深さの2、3cmほど入れます。 3.堆肥と赤玉土あるいは日向土(細粒)を混ぜた土を5cmほど入れます。 4.種の大きさの3倍の深さの溝を土の表面に作ります。 (かまぼこの板などで押さえるとと作りやすいです) 5.種を蒔きます。 6.蒔き終わったら、土を寄せて覆土し、上から手のひらで押さえます。(ハーブのほとんどの種は細かいものが多いので、覆土をしなくても大丈夫です。風に飛ばされないよう、軽く指で押さえておく程度でよいです。) 7.上に新聞紙をかぶせ、中まで浸透するように、水をかけます。 発芽までは乾かさないように気をつけましょう。 [発芽までの置き場所] 種をまいたあと、光を好まないハーブは、鉢に濡らした新聞紙をかけ、発芽までは直射日光は避け、明るい日陰で風通しのよいところに置きます。 そのさい、種が飛ばないように、注意しましょう。 多くのハーブの発芽の適温は、15~20度なので、芽が出ない場合は、夜に室内に入れるなど、気温のチェックもしてみましょう。 [発芽までの水遣り] 芽が出るまでは十分に水をあげましょう。 ジョウロなどを使うと、種が流れてしまうので、霧吹きを使うか、底から吸水させます。 |