ウコン/ターメリック

学名 Curcuma longa
英名 Tarmeric
和名 ウコン
科名 ショウガ科
部位
自生地 モンスーン地帯、インド
含有成分 精油、苦味質、樹脂、クルクミン、デスメトキシクルクミン、クルクメン
作用 興奮作用、駆風作用、血液浄化作用、創傷治癒促進作用、胆汁分泌促進作用、抗炎症作用、健胃作用、胆嚢刺激作用
作用する組織 体内のあらゆる組織要素
作用する系 消化器系、循環器系、呼吸器系
適応 消化不良、循環機能低下、咳、無月経、咽頭炎、皮膚の疾患、糖尿病、関節炎、貧血、あざ
禁忌 潰瘍、胆石、胆嚢疾患がある場合、ワルファリンなどの抗血液凝固薬を服用している場合には、使用しないこと。
長期にわたって多量に摂らないこと。
受胎を妨げる作用ともいわれているので妊娠希望者の多量摂取は禁忌。
妊婦は、至急出血や流産を誘発する場合があるため、飲食しないこと。 
苦味、渋味、辛味 
薬力 熱性 
消化後の味 辛味 
飲み方 ティスプーン1杯強(約2g)に、熱湯150mlを注ぎ、10分間浸出し、1日2回飲む。
ブレンドサンプル 筋肉痛:ターメリック1+リコリス1+パッションフラワー1+バレリアン1+ホワイトウイロー1
肝臓に:ターメリック1+ダンデリオン2/1+ミルクシスル2/1
通販
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春ウコン:黄色・刺激性の辛・苦味
秋ウコン:橙色・特有の香り・僅かな苦味
紫ウコン:紫がかった白色・苦味

ウコンが焼くように用いられてきた歴史は古く、琉球王朝から貴重な薬草として継がれてきました。
ウコンが胆汁分泌を促進し、肝臓の解毒作用の機能を強化することは現代医学でも認められています。
沖縄では、ウコンはさまざまな病気を治す薬草として用いられてきています。
ちょっと疲れていたり、風邪気味のとき、ウコン茶に黒砂糖を入れて飲み、泡盛にウコンを漬けて晩酌として飲む、野菜炒めや味噌汁などにもウコンを入れます。
そのほか、ウコンの漬物もよく食べます。
ウコンの黄色い色こそ効能の秘密です。この色素がクルクミンといわれる有効成分。
現在、医薬品メーカーもこのクルクミンを生薬として利用しています。
クルクミンには、老化や各種成人病の原因となる活性酸素(フリーラジカル)を抑制する抗酸化作用、環境変異源物質を解毒する作用が確認されています。
現在、確認されている薬効は、肝臓病のほか、高血圧、糖尿病、心臓病で、これがウコンの主な効能といってよいでしょう。
ほか、胃潰瘍、胃弱、貧血、変ずつなどにも効くということです。さらに副作用もにというから穏やかに体質改善がすすんでいくのでしょう。

※スパイスとして摂取する分にはよいが、長期に渡って大量にとると、過酸症、肝臓刺激症状などを起こすことがある。


効能

春ウコン:
精油成分とクルクミンがバランスよく含まれているので、オールマイティな効能が期待できます。精油成分は、血中のコレステロール値を下げ、血液をさらさらにするので生活習慣病の予防によいと言われています。また、秋ウコンより含有量は少ないですが、肝臓病によいとされるクルクミンも含んでいるので、様々な病気に有効とされているのです。
鼻血や歯茎からの出血を止めたり、頭痛やめまいにも効果が認められています。

秋ウコン:
クルクミンの含有量が一番多く、肝臓機能を強化する働きがあり、また胆汁の分泌を促し消化吸収を助けます。クルクミンは、抗酸化作用が高く、さまざまな薬効があると言われています。また、美容やダイエットのために飲み続けている方も増えています。

秋ウコン:
主に消化器系によく、胃腸の働きを助けます。それは、紫ウコンの成分の1〜1.5%を精油成分が占めているからだと言われています。特有の香りが中枢神経を興奮させて胃を刺激し、食欲をひきおこします。 紫ウコンの効能も、様々なものが報告されています。


料理レシピ

ウコン風味のアボガドディップ
材料:アボガド 一個
    マヨネーズ 大さじ1
    ウコン 小さじ1/4
    塩・コショウ 少々
    シーチキン 1缶
    ニンニク 一欠片の半分
    タマネギ 一個の1/4
    マッシュルーム 2個
作り方:
1.アボガドを二つに割り、果肉をスプーンでボールなどにかき出します。
2.1.をフォークなどでよく潰し、マヨネーズとウコンを混ぜ、塩コショウで味を調えます。
3.みじん切りにしたニンニクとタマネギ、スライスにしたマッシュルームを、フライパンで炒めます。油はシーチキンの油を使うとよいでしょう。火が通ったらシーチキンも加えて、さっと炒めます。
4.2.のアボガドに、3.の野菜とシーチキンを加え、ざっと和えます。二つに分けて、それぞれをアボガドの皮に盛りつけてできあがり。
そのまま、もしくはクラッカーなどに盛って召し上がってください。


ウコンオムレツ
材料:ウコン 小さじ1/8弱
   キャラウェイシード 小さじ1/2弱
   卵 2個
   塩コショウ 少々
   バター 適宜
作り方
1.卵にウコンとキャラウェイシード、塩コショウを入れて、よくかき混ぜます。
2.よく熱したフライパンにバターをたっぷり敷いて、1.を流しいれます。ふんわりかき混ぜながら、形を整えたら、皿に盛ります。
ウコンの有効成分クルクミンは、卵や大豆に含まれるレシチンと組み合わされると、効率的に吸収されます。


ハーブティーブレンドレシピ

飲み過ぎた朝のホット一息ブレンド
材料:ウコン ティースプーン1/4杯
   ローズ ティースプーン1杯
   リンデン ティースプーン1杯
飲み過ぎ、食べ過ぎた後に、どうぞ。


簡単チャイ
材料:ウコン、シナモン、クローブ 合わせてティースプーン1/4弱
   紅茶のティーバッグ 1個
   熱湯 30ccほど
   ミルク 170cc
作り方:
熱湯に材料のスパイスとティーバッグを入れ、紅茶を少し浸出させたら、ミルクを加えて子鍋にかけるか、レンジにかけて温めます。お好みでハチミツや砂糖で甘みを。


リースやポプリなどの手作り

ウコンのハンカチ染め
材料:ウコン 5g
   ミョウバン 2g
   木綿のハンカチ 一枚
作り方:
1.ハンカチをぬるま湯で軽く洗います。
2.ミョウバン2gをぬるま湯1リットルに溶き、そこにハンカチを15分つけます。
3.1リットルの水にウコン5gを加え、ホウロウの鍋で15分煮立てたら、火から下ろして漉します。
4.2.のハンカチを軽く水洗いし、絞って水気を切ったら、3.の液の中に広げて入れます。かき混ぜて、液をまんべんなく浸透させます。
5.4.をハンカチごとホウロウの鍋に入れて火にかけ、約80℃で15〜20分、かき混ぜながら煮ます。
6.よい色合いになったら火をとめて、よく水洗いし、日陰で乾かします。
輝くような鬱金色に。


入浴のために

エキゾチック・リフレッシュ・バス
材料:ウコン、ジンジャーパウダー、各小さじ1/2ずつ
   レモングラス、ネトル、各5gずつ
使用法:
ウコンとジンジャーは、あらかじめ小さな容器に入れたお湯で溶いてから、お風呂に加えます。
レモングラスとネトルは布の袋などに入れ、こぼれないよう袋の口を絞って、お風呂に入れます。
鍋に沸騰させたお湯ですべての材料を抽出し、漉した液体を湯船に入れても構いません。
抗酸化作用があり、打ち身にもよいウコン、血行をよくするジンジャー、筋肉の調子を整えるレモングラス、ミネラル豊富なネトルの組み合わせて、疲労をすっきり回復してください。
なお、ウコンの黄色で着色する可能性があるので、レモングラスなどを入れる布袋は染まってもよいものをご使用ください。又、お肌や、素材・状態によっては浴槽にも、ウコンの色が残ってしまうことがあります。心配な場合は、ウコンの量を減らして、少量ずつお試しください。
ウコンは刺激が強めなので、朝風呂より、夜風呂用のレシピとしておすすめします。


オリエンタル・ミルキー・バス
材料:ウコン 小さじ1/2
   フランキンセンスパウダー 小さじ1と1/2
使用法:
小さな容器に入れたお湯に、ウコンとフランキンセンスを溶かし、お風呂に加えま
す。
優れた老化防止効果を持つフランキンセンスと、抗酸化力のあるウコンの美肌効果抜
群のコンビネーションで、贅沢なバスタイムを。
お肌や、素材・状態によっては浴槽にも、ウコンの色が残ってしまうことがありま
す。心配な場合は、ウコンの量を減らして、少量ずつお試しください。
ウコンは刺激が強めなので、朝風呂より、夜風呂用のレシピとしておすすめします。


美容のために

ウコン化粧水
材料:ウコン 小さじ1/2
   精製水 50cc
   グリセリン 小さじ1/2
作り方:
1.精製水にウコンをよく溶かし、コーヒーフィルターで漉します。
2.1.にグリセリンを入れてできあがり。お好みで、グリセリンは省いても構いません。冷蔵保存で一週間以内に使い切りましょう。
粉っぽさが気になる場合は、コットンパックをするときなどにどうぞ。
ウコンは日光への過敏性を高めることがあるので、心配な場合は夜用の化粧水に。
肌への色移りが気になる場合や、敏感肌の方は、目立たない部分でテストして下さい。


家事に

ウコンの防虫シート
材料:ウコン染め(やり方は上記にて詳述)した木綿の布を必要なだけやり方:
ウコンで染めた布には防虫効果があると言われ、骨董などを包むのにも使われていました。たんすやクローゼットの底にウコン染めした布を敷いてみましょう。木綿が効果的です。