ハーブとは…

ハーブの意味はご存知でしょうか。
ハーブは、ラテン語のHERBA(薬草)という言葉から由来しています。英語では、HERB、日本語では香草、薬草などと使われています。
またスパイスは実、樹皮、枝、根などをさすこともありますが、広義ではハーブと言われたりしています。

ここ【ハーブの香り】では、どこまでがハーブだ、という定義はしていません。効用のあるものも、香りのあるものも、料理に使われる植物も含んでいます。

ハーブは、薬用効果に、栽培に、料理に、芳香に、美容に、染料に、リースやドライフラワーなどクラフトに、、、とあらゆることに利用できる植物です。

原産地は、地中海沿岸(ラベンダー、ローズマリー、タイム、パセリ、ボリジ、レモンバームなど)、ヨーロッパ(ペパーミント、ローマンカモミール、オレガノなど)、アフリカ(チコリなど)、中央アジア&アジア(ガーリック、チャービル、ペッパー、ジンジャー、ターメリック、サンショウ、ワサビ、ハス、など)、アメリカ(ベルガモット、アニスヒソップ、ナスタチウムなど)があります。

あなたも疲れたときには、自然の香りがそこにあると、リラックスして本来の自分に戻るような感じがしませんか。

40年以上園芸をやり、そのうち32年以上はハーブを栽培してきました。
そこでインターネットが一般に普及しだした1998年頃から、ハーブに関する知識と身近な楽しみ方がわかる【ハーブの香り】サイトを作りながら、ハーブティーオンラインショップを主宰しています。
毎日の生活の中で自然と触れ合えるささやかな幸福感をハーブを通して感じてみませんか。
アイディアしだいではなんにでも楽しめます。どうぞあなたオリジナルのハーブの楽しみ方を考えてください。



嗅覚の役割

この嗅覚は大昔から動物にもなくてはならない感覚でした。
嗅覚を使って食べ物を見つけ出し、または異性を見つけた。
原始時代のジャングルの中、人は、視覚も聴覚もあまり役に立たず、ただ嗅覚のみを頼って食べ物を捜し、どれが毒性のあるものか、そうではないのか、見分けてさえいた、という。

魚のサケは、生まれた川に戻ってきますが、それも水の匂いを覚えているからである。
警察犬の嗅覚のよさは、私たちの嗅覚に比べると100万倍もある、という。

嗅覚をもたらす匂いとは一体なんなのでしょうか。
それは空気中に漂う化学物質。
匂いの分子です。

この匂いの分子と呼ばれているものは40万種類もあると言われています。
人間が嗅ぎ分けられる匂いは、その中で3000から1万種類と言われています。
少ないなぁ、、、と思われるでしょうけど、3000という数字もすごいですよ。
3000もの匂いを嗅ぎ分けることができるんですから。
私たちって。

嗅覚と脳の関係

人はどのようにして、匂いの分子をとらえ、匂いとして認識しているのでしょう。

今回は少し分かりにくいかもしれませんが、匂いの分子がどうやっていって匂いとして感じることができるのか、その流れをお話しします。

まず、匂いの分子は、鼻の穴(鼻腔)の置くの嗅上皮に到達します。ここはいつも粘液が流れていて、匂いの分子はここに溶け込みます。それから嗅上皮にある嗅細胞がそれをとらえます。
嗅細胞は2000万〜5000万ともあるといわれており、細胞の種類は500から1000種類ほどあって、それぞれの匂いの特徴に応じて対応しています。ちなみに、犬の嗅細胞は1〜2億。

そしてここでとらえた匂いは電気信号に変えられます。

この情報は、嗅神経を通って、嗅球にいきます。
それから匂いの種類ごとに嗅球の中の嗅糸球体に入り込みます。
匂いの情報はそこから扁桃核に向かい、さらに一部が視床を、他は視床下部を経て、大脳皮質の嗅覚野へと進んでいきます。

その嗅覚野は、匂いを認識するところです。

絵がないのですが、ちょうど鼻と後頭部の中間あたりに位置しています。


匂いの記憶

同じ匂いをずっと嗅いでいると匂いを感じなくなる経験はおありでしょう。
匂いは記憶しているのだろうか、記憶できるのだろうか、、

おもしろい実験がありました。

匂いをかがせました。
数分後に他の匂いをかがせると、被験者70%は最初の匂いを当てることができなかった。
1ヵ月後、2ヵ月後に記憶がどうなっているのかを調べると、70%からあまり落ちなかった。
つまり覚えていたんですね。

匂いは特定するのは難しいのですが、記憶としては消えにくいということになります。
その嗅覚記憶は右の側頭葉にしまわれていると考えられています。


ハーブティとエッセンシャルオイルの違い

ハーブティは、お湯で抽出するため、その植物の成分の中で水に溶けやすいものがハーブティとして私たちは取り入れることができます。
また、エッセンシャルオイルは、その植物の成分の中で油に溶けやすいものが芳香成分として集められたものです。
凝縮していますので香りは自然に咲いている植物(ハーブ)より強めです。
ですから、ハーブティとエッセンシャルオイルを併用することによって、植物の成分をより利用できることになります。


ハーブは身体にいいのか

植物の抽出物ですから、体内にバランスよく作用すると言われています。
そしてその後は、自然に排泄されるため、副作用が少ないものとしてあげられています。
西洋医学の薬は病の元に効果があるようですが、その分からだの他の部分にも影響が出ることは、ふだんの私たち自身も経験済みのことでしょう。
私たち自身の身体は、病気や怪我をしたときから、自然に治そう、治そう、としているらしいのですが、その自然の力を助ける役目のあるのがハーブ。
健康的な私たち自身に戻そうとしてくれているんですね。ハーブは。
今は、代替医療としても話題になっています。